不登校の7段階とは

不登校の子どもは、がんばりすぎてエネルギーが枯渇した状態なのです。したがって彼らは7段階のプロセスを踏んで、徐々にエネルギーを回復し安定した生活を送るようになります。

不登校が長期化する場合、大まかに7つの段階(過程)を経ていきます。各段階について、それぞれの特徴と対応方法をまとめました。必ずしも全員がこのような経過をたどるわけではありませんが、部分的でも参考になることがあると思います。

※不登校の7段階 早見表

不登校段階状  態特   徴
第一段階不登校開始期頭では「いかなくちゃ」
身体は「いきたくない……」
第二段階悩み苦しむ時期苦悶するとき
暴れたり怒鳴ったりして感情を
発散することもある
第三段階エネルギー
補充(無為)期
一日中寝る
部屋(真っ暗な状態)にこもる
第四段階エネルギー
再活性期
好きなことをやり始める
昼夜逆転生活
第五段階再活動希望期「ひまだなぁ」「○○しようかな」という
発言がでてくる
第六段階リハビリ
(不安定活動)期
実際に活動を始める
休みながら進んでいく
第七段階完全登校
社会復帰期
安定して登校できる
社会と関わりを持ちながら生活できる