コミュニティ総合カウンセリング協会(The Association of All-around Counseling for Community)は、2011年4月NPO法人として設立する運びとなりました。
この法人は、「現代社会における子どものこころの安定と地域社会のあり方」をテーマに、子どもたちの生活の中心の場である学校において、教師、養護教諭、カウンセラー、医師、支援コーディネーター、ソーシャルワーカー等の専門家がチームを組み、子どもたちのケア・サポートを行う必要性と活動しやすいシステムづくりを目指しています。
またカウンセリング講座では、どなたでも参加でき活用できる内容で行います。多くの方々がカウンセリング知識を身につけ、複雑化する社会においてストレス解消やその手がかりを見つけていただけたら幸いです。
是非、子どもたちの成長の担い手の一人として、私たちにご賛同いただける皆様のご参加をお待ち申し上げております。
2011年4月1日
特定非営利活動法人コミュニティ総合カウンセリング協会
理事長
坂上 達哉
水野 治久 大阪教育大学 教授
不登校の子どもの援助は,日本の学校教育の質を高め,学校教育の幅を広げるものであると思っております。私たち大人は、不登校の子どもさんや保護者さんの意見に謙虚に耳を傾ける必要があります。その中から見えてくる新しい教育や援助のあり方についてNPO法人の立場から模索・提案されているNPO法人コミュニティ総合カウンセリング協会の今後のご発展を祈念します。
渡辺 俊太郎 大阪総合保育大学大学院児童保育研究科 准教授
「カウンセリング」という言葉は日本でも一般に広まっていますが、まだまだその中身は正確に知られていないのではないかと思います。そのため、カウンセリングに対して敷居が高いと感じてしまい、必要なときに必要な援助を受けられていない人々がいます。そういった人々に援助を届けられるようにするには、AACCが取り組んでいるような、一般の人々に対してカウンセリングのサービスを提供したり、カウンセリングについて学んでもらったりする活動が大切だと感じています。AACCの取り組みを通して、真の意味でのカウンセリングが社会に根づいていくことを期待しています。