スクールプラスの教育方針
学校に通えない子たちを対象に自信回復と社会復帰、自立に向けての力をつけるためのフリースクール「スクールプラス」。五月雨登校をしている小中学生はもちろん、通信制高校のキャンパスも併設されているので、高校生も通っています。
心理カウンセリングをベースとし、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)の知識を持ったスタッフもいるので発達に課題がある子どもでも安心して通える居場所です。
教育方針
スクールプラスは「how to do(どのようにしてやるのか」ではなく、「why to do(なぜするのか)」を追求する教育を実践しています。そのためには、私たちが子どもたちを変えるのではなく、あくまでも子どもたちが変わるのだというスタンスに立ち、2つの役割を担う必要があります。
- 一つは愛されるべき「権威」を持って子どもに接すること。
- そしてもう一つは「ありのままの子どもたちを受け止める」こと。
ここでの権威とは、子どもたちにとって今自分が生きている社会の象徴であり、その権威に触れる事で子どもたちは自ら新しい自分に触発されていきます。また、ありのままの子どもたちを受け入れる事は、私たちが「触媒」になり、かつ「きっかけ」であり続けることが必要です。これが私たちの教育なのです。
教育目標
- 自分は何が強くて、何が弱いのかを知る。
- 問題が起きた時にみんなと関わりながら解決する力をつける。
子どもたちは、これから多くの出会いや「わかった!」「できた!」という成功体験を積み上げていく事で、苦手意識や消極的な気持ちを少しずつ解消していくことができます。
スクールプラスの不登校サポート
スクールプラスは、スクールカウンセラーとしての実績・経験をもつ先生を中心に運営している「少人数制」の通える通信制高校です。子どもたちの個性を大切にし、自主的に学びたいという気持ちを育むフリースクールを柱として、学習支援はもちろん生活面、精神面にいたるまで自立へ向けたきめ細やかな対応を行います。
そして、様々な学びの中で一生懸命に生きる子どもたちが“自分探し”の土台をつくれるよう、生徒と誠実に向き合うことを大切にしています。
また、学校・ご家庭・社会とをつなぎ、三位一体となった教育が出来るように心理学的手法を取り入れ、真の自立ができる人づくりをしています。ここでのカウンセリングでは、親子カウンセリングや箱庭・絵画等の投影法を用いて、自分と向き合い・自分を認めることで自信を回復し、新しい可能性を見つけていきます。