活動状況
教育機関および地域社会と連携し、子どもたち一人ひとりが自分の未来に悲観することなく、自分自身の力で歩んでいけるよう心のケアサポートをしていくために、その支援のためのシステムを築くことを当協会は、日々研鑽し社会へ貢献することを目指しています。
フリースクール「スクールプラス」&通信制高校学習センター運営
小・中学・高校生を対象としたフリースクール「スクールプラス」を運営。心のケアを中心に、いつでも復学できるよう学習指導を行っています。また、通信制高校との提携により、引きこもりや不登校になってしまった高校生の学習や卒業のための支援をしています。
科目指導以外に、個別カウンセリング、グループワーク、ソーシャルスキルトレーニング(SST)等も取り入れ、社会復帰に向けて支援しています。また、発達障害や学習障害を抱えた子どもたちの学習支援サービスと新しい教育モデル作りをしています。
課外活動(キャンプ・社会見学・お楽しみ会)
夏のキャンプ、防災センターなどの施設や歴史跡を訪ねたり、生徒たち自ら企画したイベントをしたりと1年があっという間に過ぎていきます。
今まで不登校・引きこもりのために学校行事に参加していなかった生徒にとっては、貴重な体験(思い出)になっています。
ピア・フレンドの活躍 (大学生・社会人ボランティア)
子どもたちへの学習支援やグループワーク活動、イベント企画、アウトリーチ支援等…、各自の得意分野でボランティアスタッフも活躍しています。また月1回ボランティア研修を実施し、子どもの心理や支援法について学習しています。
不登校生の親の会「親子のココロ教室」主催
不登校・引きこもりの子どもをもつ保護者の交流会を毎月1回開催しています。毎回いろいろなテーマに沿って、子どもの心を学ぶ勉強会と、同じ悩みをもつ保護者の方たちが気持ちを分かち合うための座談会の二部構成で実施しています。
対面カウンセリング 引きこもりからの社会復帰
子どもたちが抱えている悩み・問題に対し、当協会の臨床心理士・心理カウンセラーがお話しを聞きます。
専門知識と技術でクライアントに合ったカウンセリングをしていきます。また本人だけでなく、家族カウンセリングも行い、子どもを取り巻く環境の改善も一緒に考えていきます。本人や家族の希望によっては、在学している学校と連携を取り、復学に向けての支援もしています。
訪問カウンセリング「アウトリーチ支援」の実施
通学ができない状況にある子どもたちへの訪問カウンセリング支援をしています。自宅へ専門スタッフが訪問し、カウンセリングの支援を行います。また、ピア・フレンド(ボランティアスタッフ)も訪問し、段階的に社会復帰かとれていけるよう導いていきます。
子どもの心を理解する心理テストと発達検査の実施
不登校・引きこもりの要因のてががり,また、子どもたちの心の状況を客観的に確認し、カウンセリング効果を上げる手段として、現状にあった心理テストや発達検査を行っています。
心理カウンセラーの養成カウンセリング講座の開講
初級・中級・上級・実習(計2年)を経て、当協会の心理カウンセラーの資格を授与しています。講座修了生は、現在当フリースクールにて子どもたちのカウンセリングを担当しています。また遠方の方からのご相談へのメールカウンセリングも担当しています。
AACC ワーク&講座 凸凹っ子 身体をラクに「気持ちい!」を体験しよう
この講座では大人や子ども、 発達の凸凹のある人など様々な人々の体と心を健康にしてきた栗本啓司先生をお招きして、 自分にとっての「気持ちいい」感覚の見つけ方を教えて頂きます。 詳しくは
喜劇にチャレンジ! 自己表現とチームワークを学ぶ
人前に出ることができなかった、自分に自信を持つことができなかった、人と話すことが苦手だった、自分自身に不安を抱えっている子どもたちが、協力して「元気一座」を旗揚げ!家族の皆さんも笑いと涙で心が暖まりました。
教員・臨床心理士志望の大学生・院生の実習受け入れ
ボランティアフタッフの多くは、将来、学校教員を志望している学生臨床心理士・スクールカウンセラーを目指している方がほとんどです。
当協会では、心理学教育の実習の場として大学と提携し、大学生・院生の実習受け入れもしています。